Holes作家の1番やさしい洋書は多読初心者におすすめ

TOEICと多読

多読を始めたいけど
何から読んだらいいの?

という方によく紹介されているのは

Louise Sachar の「Holes」。

ニューベリー賞受賞作でもあり
大変人気のある作品です。

ですがこの本、
初心者向けではありません。

意外と難しいのです。

この記事では、
もっとおすすめの洋書シリーズをご紹介します。

「Holes」は難しい!

多読入門に最適、と
「Holes」が紹介されているサイトは
たくさん見かけますよね。

著者Louis Sacharの代表作。
乾いた風景が浮かぶ英文、
ラストに向け次々と伏線が回収されていく様は
とても素晴らしい作品です。

が!

冒頭にも書いた通り
この作品、決して初心者向けではありません。

ある程度英語のできる方はともかく

中学英語くらいから多読を始めよう
と思っている方には相当難しいです。

多読を始めるときに、
この「Holes」を目標にするのは大賛成!

でもこの「Holes」の難しさに
多読をあきらめてしまうとしたら
とても残念なことです。

しつこいようですが
「Holes」は難しいです。

私はHarry Potter1巻くらいのレベルだと
思っています。

Marvin Redpostシリーズ

そこでおすすめなのが
「Marvin Redpost」シリーズです。

著者は「Holes」とおなじ
Louis Sachar。

Louis Sachar作品の中で
1番やさしい本だと思います。

やさしくても最高級の面白さ

主人公は9歳の男の子Marvin。

この男の子の学校や家庭での出来事、
ちょっとした出来事がMarvinの思い込みや
周りの誤解などから、本人にとっては
「人生おわりだ・・」と思い詰めるほど
大事件になってしまいます。

この、「ちょっとした出来事」が大事件になってしまう過程の
Marvinの気持ちがとても丁寧に追われていて、
一緒にハラハラしたり、悲しい気持ちになったり。

どうなっちゃうの?と思いながらのラストは
爽快!だったり、ほっとしたり。

そこには非日常なことも、魔法も起こりません。
変に道徳的でもなく、いい子ちゃん的なラストでもない。

学校のクラスメートとの会話や
Marvinの兄弟や両親とのやりとりも
日常生活そのものなのに
読み応えのある内容です。

1巻完結なので
どの巻から読んでも大丈夫です。

必ず人物紹介が入るので
困ることはありません。

この「人物紹介」もお馴染みになってくると
楽しいもの。

また同じ巻の中でも何度も同じ文で紹介されるので
だんだんと読みやすくなっていくのが

実感できます。

どのくらい易しいの?Holesと比較

実際に画像で比べてみました。

ちなみに私が買ったのは10年くらい前のため
表紙が現在のものとは違います。

10年の間に3回引っ越しをして、
ダンボール5〜6箱は洋書を処分しましたが
捨てられなかった本達です。

まずは本文から。

ちょっと影があってみにくいのですが
字の大きさが全く違いますね。

「Holes」はいわゆるペーパーバックと同じです。
「Marvin Redpost」の字は児童書の大きさ。

挿絵も3〜4ページごとに入っているので
状況が想像しやすいです。

厚さを比べると

「Holes」は230ページ。
「Marvin Redpost」は70ページほど。

易しい易しいと強調していますが
現地の子どもたちが日常生活で使う英語ですので、
みたこともない単語もたくさん出てきます。

たいていは読んでいくと
「あ、そういうことか」となったり
挿絵に助けられたりでわかってきますし
最後までわからない単語がいくつかあっても
本自体は問題なく読めます。

もし、この本が難しかったら
ORTなどをお勧めします。

ORTが大人のやりなおし英語に使えるのはなぜ?
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ORTなどのもっとやさしい洋書を読んでいれば
だんだんと難しい洋書が読めるようになります。
かたまり読みでTOEICスコアが飛躍的に伸びる

30分〜1時間で読める

今日数年ぶりに読んでみましたが
1冊30分ほどで読み終わりました。

でも、このシリーズは速さは考えずに
ゆっくりと読んでいただきたいです。

一つの文は短くて易しい英語です。

ですが、その一文一文を大切に読みたくなります。

例えば400ページほどある大人のペーパーバックは
数行、私の場合数ページよくわからなくても、

あまり気にならないことが多いです。
先が気になるあまり読み飛ばしていることも。

でも児童書は違います。
無駄な文章がないので、
もったいなくて読み飛ばせないのです。

なので70ページの本でも
読み応えがあり次々と読めない。

読んだ後はしばらくは余韻に浸ってしまいます。

子育て中のママにこそ響く本

わたしがこの本に出会ったのは
10年ほど前。
Marvinと子どもたちが同じ年頃だったこともあり
心に沁みて沁みて
何度読んでもジワっと涙が出てきます。

Marvinの気持ち、
学校の先生や校長先生の対応、
なんといっても両親の言葉。

なにげない日常生活を描いた作品だからこそ
子育て中の心に響きます。
ぜひ読んでいただきたい作品です。

Louis Sacharは児童書の最高峰

Louis Sacharに出会ったのは
「Holes」でも「Marvin Redpost」でもなく、

「Someday Angeline」という作品でした。

この作品は150ページ。

ちょうど中間の長さと難しさです。

娘と父親のお話なのですが
洋書を読んで心を揺さぶられるほどに感動し

それからLouis Sacharの作品をいくつも
読みました。

どれも素晴らしくて
今でも1番大好きな作家です。

いつかご紹介したいと思いながら、

思い入れがありすぎるため
かえって上手く紹介できていなかったら
どうしよう。

ここはもうあのセリフに限りますね。

「私のことは嫌いになっても
Louis Sachar のことはキライにならないでください!」

他の作品も
いつかご紹介したいです。

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